2011年02月19日

2011初春 モバイル事情

現在、自分用の携帯電話として、NTTドコモを1回線契約している。
元々自分用と仕事用で2回線契約維持していたのだが、自分用の1回線をリストラして仕事用の1回線を自分用としても兼務するようにしたという訳。
こちらの回線での端末は、モトローラのM702iS(あのかっこいいMOLTORAZRだ)を皮切りに、同じくモトローラのM1000、Sony EricssonのSO905iCS、HTCのHT-03A、Sony EricssonのXPERIAと比較的短い期間に変遷してきた。


MOTOROLA M702iS
かっこよさ命。メールの打ちにくさ世界一。


MOTOROLA M1000
DoCoMoスマートフォンの祖。


Sony Ericsson SO905iCS
サイバーショット携帯。そこそこ良い写真撮れます。


HTC HT-03A
たまには思い出してあげて下さい‥


Sony Ericsson Xperia SO-01B
DoCoMoアンドロイドケータイのかつてのアイコン。

HT-03A以降は所謂スマートフォンとなり、AndroidOSがもたらす新しいネットアクセスの形を思う存分享受出来て満足していたのだが、XPERIAを使い込んでいくうちに、だんだんとタッチパネルの感度の悪いところが目に付くようになり、それが心理的な不安となってなんとかしなければと思いこむようになってしまった。
そう、端末収集癖の発症である。
この、タッチパネルの感度の悪さなのであるが、例えばメールの返信の文章で、長文ではなく一言ささっと、例えば「了解です、ではよろしく」なんていう短文で即返信したい時に限って「了解drす」などとタッチミス(こっちからすれば端末側の認識ミスなのだが)することが多かったり、左端をタップしているのに認識しないなどそれによって多々イラっとさせられることがあり、これは単純に物理キーボードを備えた端末をチョイスすればいいのでは?と考えるに至った。
物理キーボードというと、フィーチャーフォンに逆戻りということになってしまうのか?
しかし、自由なネットアクセスが体に染み付いたこの身に有体なフィーチャーフォンはちょっと辛い。
フィーチャーフォンでネットアクセス出来ないわけではないが、ケータイサイトを使いこなせない私にはフィーチャーフォンは良い選択となり得ないのでこれはNG。であれば、他には?ということでちょっと見回してみたらあるじゃないですかアメリカ合衆国第44代大統領のバラク・オバマが御愛用ということで有名なRIMのBlackBerryが。
こちらはOSからしてBlackBerryOSという独自OSということで使い勝手の面で一抹の不安があったのだが、量販店のホットモックをいじくりまわしてみてこれだったら使えそうかなと思い、オークションで1世代前のフラッグシップ機、BlackBerryBold9000を白端末で入手した。

さて、このBlackBerryであるが、BISという専用のサービス網を介してでないと特徴的なメールサービスやWebアクセスがほぼ使えないという大きな制約があるため、事前に仕方なく月額コースに加入し準備万端、SIMカードを差し替えて使い始めてみた。
いざ使い始めてわかったことであるが、Webアクセスが遅く、アプリケーションの種類がAndroidのそれほどに多くなく使い勝手が良くない。
期待していた物理キーボードについては期待を裏切らない使い心地で、豆粒のようなキートップであるにも関わらずこちらの意図した通りの文字をタイプ出来る快感を味合わせてくれるキーボードであると思う。おかげで、用もないのについついメールを打ってしまったりしてしまう。
と、満足度が決して高いとはいえないBlackBerryBold9000であるのだが、何より通話品質が素晴らしいし、折角入手したのだし、端末自体の質感や数多くあるカスタマイズパーツによる自分だけの一台を作り上げる楽しみ等、そこらの端末では中々持ち合わせない魅力が捨てがたく、通信コスト増が予想される若干の後ろめたさを抱えながらもXPERIAとの2台並行運用の道を探ることにした。


http://www.sw-box.com/

さて、並行運用することを考えると、まずは通信方式をどうするか。
この点については、以前から興味があったモバイルルーターを介した通信を行うことを念頭に考えた。
比較や検討対象となったのは以下の各サービスである。

◆イーモバイル Pocket WiFi(D25HW)
よくよく考えてみたら、イーモバイルのデータ通信専用回線が1回線あって休眠状態にあるのである。
これを活かせば?と思いD25HWの白端末をオークションで入手しようとしたが、SoftBankのC01HWというブランド違いの同一製品が若干安く出品されていたので、イーモバイル回線で運用出来ることを確認して落札した。
月々の運用コストは従量制の課金額が790円から上限4770円で、通信速度やエリアの広さなどを加味すると比較的リーズナブルであると思う。

◆日本通信株式会社 b-mobile
NTTドコモのFOMA回線のMVNOとして、定額使いきり型のSIMカードを販売。
IDEOSという、中国Huawei製のAndroid端末とセットで購入すればテザリングによって他の通信機器も通信が可能になるというものなのだが、そもそもAndroid端末で通信したいのにAndroid端末を用いて、つまり2台のAndroid端末を常に持ち歩くことの不条理さにちょっと納得がいかない。
(勿論、カードだけの購入は可能。その場合は端末にカードを挿して通信する)
それと、通信速度がベストエフォートで上下300kbpsというのはいくらなんでも回線細すぎ。
月々の運用コストが実質2000円台中盤に収まるといっても、ストレスがたまるのが目に見える。

◆WiMAX
最大の特徴である通信速度の速さ、下り最大40Mbps、上り最大10Mbpsは大変魅力的である。
このサービスが本サービスを開始する前、モニター使用として2ヶ月ほど都内で使っていたことがあるのだが確かに、つながると速いのである。但し、「つながれば」だが。
本サービスが始まって大分時間も経っているが、前述の様なエリア内なんだけど電波が届かない「穴」があるというような、見えにくい問題は改善されているのであろうか。
それと、根本的な問題として、地下鉄で使えないのである。
現在地下鉄を用いて通勤している私にとって、地下鉄で使用出来ないのでは真っ先に条件から外れてしまう。
月々の運用コストが4000円を切るということで、コストパフォーマンスでは一番なのだが‥

◆FON
番外編であるが、FONである。
これは、ざっくりと行ってしまえば宅内の無線LANの電波を借用して通信をするという法的に微妙なソリューションで、事前にFONの利用を登録しておくことで使える会員制のサービスとなる。
月々の運用コストはかからないものの、通信可能エリアが不明瞭、地下鉄は駄目、電波品質の保証が無い等、悪い点ばかりが頭に浮かんで真剣に使用を検討するまでには至らなかった。

このように、いろいろと検討はしたのだがどれもなんか決め手に欠ける感じでズバッと決めきれず、結局のところSIMをBlackBerryBold9000からXPERIAに戻して相変わらず感度の悪いタッチパネルに辟易しながら一台で運用していた。
そんなある日、駅前の携帯屋を物色していたら、ドコモのWi-FiルーターHW-01CとSamsungのGalaxy Tabのセットが条件てんこ盛りながらも新規一括で数千円で販売されているではないか。

なんてったってアイドル、なんてったってドコモである。
エリア的には申し分ないし、通信速度もFOMAのそれに順ずる。料金についてもパケット定額でキャンペーンなどの諸々の優待を適用すると少なくとも最初の1年間は月々最大4500円程に収まってしまう。
そもそも、キャリアがドコモであるのだからSIMを差し替えることでルーターを使わず端末だけの運用が出来るという点、数千円の初期コストで魅力的な現行Android端末を入手できる点など、特に買わない理由も思いつかなかったのでエイやで契約をしてしまった。
ちなみに契約の仕方はHW-01Cをデータ通信で新規契約後、間をおかずにGalaxy Tabに機種変するという方法で、当然のことながら1回線の契約でWi-Fiルーターと端末を入手出来るのでこちらにしてみれば大変有難いといえば有難い契約方法である。もっとも、販売店によればドコモ的には好ましくない方法であるのでいつまでこの方法で販売できるかわからないという話ではあったが。

こうしてサクッと手に入れたWi-Fiルーターであるが、使い心地はまずまず。
本ルーターの子機としてBold9000とXPERIAの2台を繋げているが、今の所特に不具合も無く安定して通信が出来ている。


SAMSUNG GALAXY Tab
アンニョンハセヨー


HW-01C
通称「黒卵」

心配した地下鉄駅構内での通信だがルーターと子機間はルーターの通信状態に関係なく常にWi-Fiで接続されているのでルーターの3G網への接続が復帰するとほぼ間をおかずに子機でも通信を行うことが可能になる。もっとも、停車時間が短いので子機で通信できる正味の時間は短いのだが、まぁ接続できないよりは数段マシだ。
但し、薄型小型軽量の筐体の宿命故、バッテリーの持続時間が短いのはいかんともしがたい。
朝フル充電状態で家を出て、良好な電波状況下において特に激しく通信もしていない状態で昼過ぎにはLow Batteryの表示がなされる。
この点は、外出時一度は何らかの形で充電が必要なデバイスであるという割りきりが必要であろう。
いずれにせよ、一昔前では考えられなかった「気軽にひょいとポケットにつっこんで使えるWi-Fiルーター」として、最大5台までの通信機器をデバイスの種類を気にすることなく接続出来るということだけでも非常に価値のある製品だと思う。
ライトな使い方であればそう不満も無いだろうし、私のようなオーソドックスな使い方をするにしても通信費を束ねられる(ルーターの通信に集約出来るということ)事には大きな意味があるのではないかと思っている次第である。


全員集合
上列右端はDVDのトールケースとかじゃないぞ。

2007年03月16日

農業体験農園「百匁の里」

私の家の近所に、百匁の里(ひゃくめのさと)という、市民参加型の農業体験農園がある。

うちの周りは元々畑が多いのであるが、その内の一角を地主さんが体験農園として開放して下さっているという訳だ。
この農園、マスコミで何度か紹介されたということもあって地域外の人からの人気も高いらしく、年間契約の更新時の新規募集は結構な倍率なのだがかみさんが応募した所幸運にも定員枠に入ることが出来てしまった。

先日申し込み手続きに一家揃って出向き、区の担当者の説明や地主さんからのお話などを伺ってきた。
大まかな所で言うと、敷地全体を等分した内の一つを割り当てられ、その区画内で一年を通じて作物を育て収穫する。主な作物はほうれんそう、小松菜、トマト、ブロッコリー、枝豆、キャベツなどなど。我が家は野菜の消費量が多いので新鮮な野菜をいつでも食せるのは嬉しい。畑の管理・手入れなどについては地主さんがサポートしてくれるので心配ないとのことで、よその農業体験農園には殆ど自分でやらなくてはならない、いってみれば上級者向けの所もあるようなのだがうちのような素人でも安心して畑に入れるのは嬉しい。

年間を通じての大まかな作業スケジュールもあり、大体月に3,4回は畑の面倒を見てやることになりそうだ。
春先のこのシーズンは土作りなどを行う年間で一番大事な時期であるが、先日第一回の作業にかみさんと子供が行ってきた。
初回なので右も左もわからずあたふたしていたそうなのだが、周りの方々や地主さんのサポートによりなんとか作業を終えてきたということで一安心。年間の作業を通じて、子供にも農業の大事さ等をちょっとでも良いから感じてくれれば良いかな〜と思っている。
左利きなお父さんとしては、夏の枝豆の出来栄えがどうなるのかが最大重要事項なのだが、さてさてどうなりますことやら。
備忘録も兼ねて、ここで学んだことなどを随時書いていこうと思っている。

2006年12月03日

【みんなで】2006 ほうとうチャレンジツーリング【楽しく】

SAABに特化したSNS、SAAB!SAAB!SAAB!!をオープンしてから一月余り。
徐々に登録メンバーも増えてきて、じわりじわりと盛り上がりを見せてきた頃合を見計らったかのように、ちょっとツーリングでも行きませんか?という声が上がってきた。
ノミカイは頻繁に行う我々だが、オフカイとなるとトンと御無沙汰なのである。これではイケナイ。たまには愛車にガツンと鞭を繰れてやらなくては!ということで、急遽近場の山梨は河口湖でほうとうを食す目的のツーリングに向かう事になった。

ほうとう‥ほうとうは山梨県(甲斐国)全域で作られる郷土料理。ひもかわうどんを野菜と共に味噌仕立ての汁で煮込んだ麺料理の一種。
wikipedia日本語版より。

当日は朝から雲ひとつ無い晴天、絶好のツーリング日和。

家を出てすぐの地点で参加者のかーねる氏と路上待ち合わせし、集合場所の中央道石川PAを目指す。
到着すると、一足先にTM氏とTOKI氏が到着していた。


四車四様。

その後、kuroneko氏とだんきち氏の到着を待ち、全員酒豪もとい集合となったところでしばらくご歓談、ルート確認等をした後に石川PAを出発。
ここから次の給油ポイント談合坂SAまではフリー走行区間?という事で各車右に左に前に後にじゃれあう犬のようにいいペースでの走りを堪能していた。


気持ちいい〜。


kuronekoさんのCS。
知ってる人は知っている、私が乗っていたCSと全く同じモデル。

この日、kuronekoさんのCSの調子が悪くあまり無茶が出来ないというコンディションであったのでその点が少し気の毒であった。私も数年の間乗っていたからわかるのだが1992年モデルのCSは本来とっても速い車なのだ。
それと、走行車線を行く私を右から全開?で抜いていったTOKIさんの900turbo16S、この車にはワンオフマフラーが装着されているのだが、パッオーーォォォン‥という威勢の良い音を残して走り去って行くのを見ていて、あーいいなーとちょっと羨ましくなってしまった。危ない危ない。(?)

その後、談合坂SAに給油の為立ち寄った後は一路ほうとうを目指して河口湖ICへと車首を揃えてひた走り、予定よりちょっと早い時刻にほうとう不動 北本店に到着した。

実を言うと本場でほうとうを食すのは初めてで、どんなものなのかなという期待を込めつつほうとうと稲荷寿司を注文した。
まもなく来たほうとうは味噌仕立てのどろっとした汁にコシのある麺と野菜がぐつぐつと煮立ったような見た目で、一緒に煮込んでいるかぼちゃの効果だと思うのだが口にしてみると案外甘めの味付け。一緒に煮込まれた野菜がシャキシャキしていて誠に美味しく、汁が適度に絡みついたままの麺をずずっとすすっていると体がほんのり温まってきて、この日はどういうわけか朝から腹ペコだったこともあって美味しく頂けた。
ただ、一つだけ言わせてもらうならば、量が少ない!これは人によりけりであろうが私にとってはこの量では正直言って腹8分目ににもならない量なのであった‥隠れ大食いの私としては是非、大盛りの設定をお店側に望む次第である。

そうして皆がほうとうを食べ終わり、いろいろ話し込んでいてさてお店を出ましょうかとなったのだが時計の針はまだ12時を回ったばかり。
ちょっと時間を持て余し気味で、せっかくだからお茶でもしたいやねぇ等と騒いでいたら、TOKIさんが現在地周辺で楽しげにお茶出来るお店をささっと見つけてくれて、一路そのお店に行く事となった。

このお店、mui's cafeというのが、一言で言うなら「森の中の小さなカフェ」。富士の麓の木立を貫く一本道沿いに建つ可愛らしいカフェで、店内に入ると「ここは代官山ですか?吉祥寺ですか?」みたいなかなり良い雰囲気で一同ほうほうと感心しながら美味しいコーヒーやケーキを頂いた。ここで、途中参加のmaero氏と合流して一行は最終目的地の富士山五合目へと向かった。

山梨県側から五合目へは林道、登山道等が幾つかあるのだが、車で行く場合は富士スバルラインを利用出来る。
料金所を過ぎるとひたすら終点の五合目まで単調な上り坂を駆け上って行くのだが、昼食後・今日は早起きだったし、と予想通り?少し眠くなってきてしまった。運転中にこれではイケナイと、眠気覚ましのために窓を全開にして走っていたのだが、しばらくすると、吹き込む冷気がだんだん我慢出来ないくらいに「痛く」なってきて、逆にこれではイカン!と窓を閉め、ドライブコンピュータの温度表示を見てみたら外気温-1℃です、と‥ここはもう既に下界ではないのだなーと、まず認識した瞬間であった。

そして、終点の五合目駐車場に到着。いやー着いた着いたと車外に出てみたら‥寒い寒い寒いっ!!この場所は標高2305mだそうなのだが、身体に容赦なく吹き付ける風がとんでもなく「痛い」のだ。レストハウスの温度計表示では外気温+3℃となっていたが、体感温度は-5℃を下回っていたのではないかという寒さであった。
周囲の観光客も一様に声を上げながら寒さから逃れんばかりに動き回っている中、当グループ内のだんきち氏とkuroneko氏が防寒着を持ってきていなくて、下界でもちょっとその格好は寒いんじゃないですか?という軽装でバナナも凍れよという冷気の中震え上がっている様がとっても可笑しかった‥両氏よ、すまん‥。でも面白かったんだもんナ〜。


ずらり。


寒いっつーの。

そして、寒さに震えながらそれでも車を一列に並べて記念撮影したりちゃんと?やる事はやっていよいよ寒さに耐え切れなくなってきた辺りで五合目を後に、下山する事にした。
下山後、道の駅に立ち寄り各自お土産を買ったり、まったり談笑したり。
思い思いの時間を過ごした後、夕刻過ぎということで早めの夕食行きます!というメンバーと別れ、単身帰路に就いたでのあった。

今回のツーリングは準備期間も殆ど無く、結構行き当たりばったりだった割にはいろいろな出来事があって、過去の楽しかったツーリングに引けをとらない良いツーリングであったと思っている。
いつも遠目に見ている富士山が案外自宅から遠くなかったというのを体感出来たのもよかったし、なんと言っても五合目とはいえ容赦の無い寒さ、自然の厳しさを体感出来たのも良かった。
今度はもうちょっと寒くない時か、ばっちり防寒対策をした上で富士を目指す事にしよう。

2006年10月31日

田澤自動車

主治医を失ってから早いもので一年が過ぎた。
この1年というもの、正直な所を申し上げて殆どAeroには乗っていないのである。こう、若干のエクスキューズ臭を漂わせているのは乗る機会なんてものは与えられるものではなくて自分で産み出すものだと思っているからで、好きな人はメシ代を切り詰めてでもガス代やタイヤ代にお金を回して体力が続く限り車に乗るだろうし、こう言っては極端だけどなんかそうではない自分にちょっと引け目を感じるようで‥
まぁそれはともかく、自分でもびっくりするほどこの1年、更に前回の車検から数えても走行距離が増えていない。

殆ど乗らないから痛まないし、消耗品の劣化具合もゆーーーーっくりで、元々不具合を抱えていなかったということもあって全然整備もしていなかった。

そんなAeroであるが、いよいよ車検の時期到来!ということで、以前から気になっていた(目をつけていたと言った方が正確だが)埼玉県は入間市にある田澤自動車という整備工場に車検の代行作業とちょっとした整備を依頼した。

ここで、この田澤自動車という会社について説明しておこう。
この会社のWebサイト(田澤自動車)をご覧になって頂ければ大体わかるとは思うが、主要取り扱いメーカーがシトロエン・プジョー・サーブ、そう、往年の西武自動車扱いの御三家メーカーの整備を専門とする工場で、代表の田澤氏自身もそれらの整備畑を歩んで今の工場を開設したという経歴の持ち主である。


事務所。


工場前の敷地。
整備待ちの車や客の車などでぎっしり埋まることもある。


何気なくSMが。
そして見えづらくて恐縮だが、奥のリフトの上にレストア中のclassic900カブがある。

整備士は5名で、整備の大多数を占めるのは新旧バラエティ豊かなシトロエン勢なのだが、掲げている看板の通りプジョー、サーブの整備も得意としており、サーブについてはclassicの900や9000を初めとして整備に高価なテスターが必要な9-3、9-5に関してもテスターを完備しているので受け入れが可能との事で、広い世代のサーブ車を安心して預けられるのではないかと思う。

気になる整備の方針なのだが、あくまで私が代表の田澤氏とフロントマネージャーの石井氏から何度か話を聞いての印象であるが、他で受け入れられない車を何とかして乗りたいというユーザーが居る限り、相応の技術がないと中々出来ない(普通はやらない)細かい部品の分解整備や中古部品の積極利用、果てはユーザーが持ち込む部品の取り付けに至るまで、ユーザーと整備側とで話し合って納得入った上で整備を行わせて頂きますという方針だとのことで、無難なようでいて実は結構癖のある900や9000に乗っていて整備について心配を抱えながら維持していらっしゃる方にとっては心強い味方になるのではないだろうか。
私のように、整備についての注文はつけるが作業についてはお任せというパターン、大抵の事は自分の手でメンテナンスを行うが自分では出来ない、または出来るとわかっていてもやらないところだけをスポットで作業依頼し、作業を立会いの下で行ったりとかいろいろなスタイルで仕事を請け負ってくれるとのことであったので気になる向きは一度問い合わせてみるなり、直接お邪魔して話を伺ってみるなり(私はこっちのパターンだった)してみては如何だろうか。

話が長くなった。
車検の方は特段問題もなくすんなり通過。車の状態についても前述の通り殆ど乗っていないということもあり特に整備を要する箇所もなかったということで、フィルターなどの交換とこちらからお願いしたウォッシャー液漏れの修繕、その他ちょこまかした所を整備して頂き、諸経費リサイクル料込みで20万円強のお支払いとなった。
この額が高いと見るか安いと見るかは千差万別、人によっても車の状態によっても違うと思うし、私自身ももっともっと追加整備をお願いすればそれに比例してお支払額ももっともっと嵩んだのだと思っているのだが、今回は必要にして最低限のレベルの整備(あくまで車検込み、だが)だったということで妥当な額だと思っている。
蛇足だが、うちのAeroにもついにというかなんと言うか、9000のポピュラーな疾病、ヘッドライトワイパーモーターが左右とも動作せずッ!という現象が認められたとのことである。いやーついに来ちゃいましたねぇ〜等と顔で笑い心で泣して、しっかりと次に課題を残しつつ、それにしたってもうちょっと乗ってやんないとかわいそうだろ、としみじみ思った今回の車検であった。

2006年09月07日

今日のようつべ セットリスト

日曜深夜のPureRockを彷彿とさせる曲順であーる。

Crazy Train live 1983

Dokken - Alone Again

Dokken - Breaking the Chains

DOKKEN Nightrider live 1982

Dokken - Live Germany Beat Club 1982

Tooth And Nail

Dokken - Lightnin' Strikes Again

George Lynch Mr. Scary Live In The Studio

mama's boys - needle in the groove

mama's boys - needle in the groove - live - camden, uk

mama's boys - power and passion - live - marquee club

mama's boys - we're all crazee now - live - camden, uk

2006年09月02日

新しいマシン

このサイトの Used Computer のページでも取り上げているが、自分自身のスケジュールを
管理したりちょっとした事柄をメモしたりするのに何年もHP200LXを使い続けていたのだが、
ある日を境にキーボードの調子が悪くなってしまい、分解して回復を試みたものの上手い
こと直すことが出来ず、マシン自体の老朽化も少々目に余るものがあったのでお蔵入り
させてしまった。これが今から数ヶ月前のこと。

その後、基本的には不自由しない生活を過ごしていたんだけど、ちょっと3ヶ月先の週末に
温泉行きたいんだけどカレンダーどうなってたっけ?とか電卓使いたいとかちょっとした
ことをメモ書きしたいとか、結局HP200LXが日常の生活で担っていた役割を必要とする場面が
ちょくちょく出てきて、なんとかしたいなーと思うようになってきた。
そう思って、同じHPのPocketPC、hx4700を買ってみたりもしたんだけど、どうもこれで
HP200LXを置き換えるのはちょっと‥と思っていたとき、米palm社から新型のハンドヘルド機が
発売されると言うニュースを見て、その素敵なルックスに心を一瞬奪われてしまった。それが
このZ22だ。

Palm Z22 Handheld
http://www.palm.com/us/products/handhelds/z22/


実はその時はこいつを買おうとはまったく思っていなくて、次第にその存在を忘れつつ
あったのだが、ある日毎日チェックしているPC系のサイトの新着情報でZ22がフィーチャー
されていて、おーそういえばこんなのあったなぁ!っと、再び物欲に火がついてしまい、
通販で安く買えるところを内外で探しぬいて結局 モバイル雑貨専門サイト - eXpansys.jp
ポチッとしてしまった。本体価格は日本円で\12090だったから安く買えてよかったと思っている。

そして10日程経って我が家にやってきたZ22。実物を手にしての第一印象はやっぱり「小さいっ!」
普段使っている携帯電話とさして変わらないサイズ、そしてこの軽さ、この色、佇まい。なんか
たまらなくキュートに感じてしょうがないのは私だけではないはずだ‥。

あらかじめ予習しておいた通りに、JaPonとPOBoxによる日本語化を行い、一筆書きに
似たpalm独特の文字入力方法「Graffiti」の練習を行い、試しにテキストを入力してみた。
う〜ん、イイ!文字が一文字一文字ちょこちょこと入力されていく様がなんとも健気で‥
思わず涙してしまいそう、では無いけれども。処理速度や見た目に問題も無く、妙に力が
入りすぎていない適度な緩さ(hx4700はこの点が×だった)で長くつき合っていけるような
気がした。
ところで「Graffiti」だが、実は何年か前にHandspringという会社のVisorというpalmOSを
搭載したPDAをちょっとの間所有していたことがあって、昔取った杵柄ではないがその時
一生懸命練習した時の経験がまだ生きていたのかどうか、割とすんなり入力をすることが出来た。

参考
「Graffiti(グラフィティ)」とは何ですか?
http://muchy.com/faq/graffiti.html

もっともZ22のGraffitiはVisorのそれよりバージョンが上がっていて入力方法がより平易に
なったらしいので経験も何も関係ないのかもしれないが。
ちなみにこのVisor、所有した時期と言うのがHP200LXがまだ現役でピンピンしている頃
だったので、ろくにかまってやることも無くひっそりとヤフオクで売り飛ばされていった‥。

さて、めでたく手に入ったZ22であるが、裸のまま持ち歩くのはどうもいただけない。
ボディに細かい傷がつくのはしょうがないとしても、PDAの命!液晶パネルにダメージを
生じるような事があってはならないからだ。早速Z22に合うケースを探したのだが、殆ど
販売されてない上、ほんの僅か販売されているケースにしてもちょっと自分の好みとは
違って、ケース選びは早くも頓挫か?と気を落としたのだが、発想を切り替えてZ22が
入ればなんでもいいと言うことにして、ヤフオクをしつこく漁ってみた所、よさげな
ケースを発見したので落札してみた。それがこのTUMIのiPod用ケース、TU 17035だ。

寸法上は、Z22の方が横幅が少々大きいということだったのだが、ケースのサイド部分は
伸縮性のあるゴム素材という説明を信じて入手を決意した。実物が到着後、どきどきしながら
ケースにZ22を入れてみたら‥入るには入ったけど、横がパッツンパッツンでいかにもキツそう、
という見た目になってしまい、しかもまた、取り出す時が一苦労!まぁとりあえずケース
としての用は成しているからいいか!と思うことにした。

こんなこと言ってるが、TUMIの名誉の為にも言うとケース自体はかっこいくて結構好きだ。
これにiPodが収まったらさぞかし素敵なことだろうな〜。願わくばTUMIでZ22用ケース
なんてのが開発されれば‥叶わぬ夢か。


こうして我が家の一員となったZ22。HP200LXのようにガンガン使えるマシンになるか?
そうなるかどうかは、まあ自分次第ってことで。
とにかく今思うのは、久しぶりに持つだけでワクワクする機械を手に入れた!ということだ。

2006年07月17日

鮎食いねぇ!Milk飲みねぇ!栃木ツーリングの巻



先日、首都圏在住の私が東北方面へツーリングに行ったことは「ちょっと行きましょか」に書いた。

その流れで、仲間内で今度はみんなで走りに行きましょうよ!という話が盛り上がり、3連休の初日に栃木へツーリングに向かうこととなった。
目的地は栃木県の鬼怒川沿いに位置する川魚料理の店「船場亭」と日光霧降高原のほぼ中心に位置する「大笹牧場」の2ヶ所である。

この日は3連休の初日ということもあり、流石に高速道路は事故渋滞等で混雑していたが、まずは関東出発組みは9:00に蓮田SAに集合。
お久しぶり〜と言いたい所だが前々日に一杯やってた面子が殆どだったので軽く行き先・集合場所等を確認していざ出発。



途中一生懸命走ったお陰かどうか?全体集合場所の矢板ICには予定時刻の数十分前に到着した。
到着後俄かに降り出した雨の中、残りのメンバーが到着するのをじっと待つ。
その後ちょうど良い頃合に3組のメンバーが無事到着し、軽くご挨拶等の後最初の目的地「船場亭」に向かって編隊は出発した。



そしてここが「船場亭」。
鬼怒川沿いの絶妙な場所に位置し、趣のある建物の中で自慢の川魚料理や田舎料理を食することが出来る。


炭火で大量の川魚を焼くおじさん


川にせり出した橋の上から一枚


店内の座敷席の片隅

ここで残り一組のメンバーと合流し、総勢8台14名が勢揃いした。
テラスのように鬼怒川に突き出した船着場への橋から清流を堪能した後着席し、ここに来たらやっぱりお約束で鮎の塩焼きでしょう!というミーハー根性で鮎の塩焼きが2尾ついた定食と鮎の刺身を注文した。


お刺身


鮎の塩焼き

塩焼きは良い塩梅という字の如くちょうど良い塩加減と焼き加減で美味しく頂くことが出来た。刺身の方は肉厚の身がこりこりとした食感とあっさりとした味でこれもまた美味しく頂けた。
ここでは皆美味しい料理に舌鼓を打ちながら、あんな話やこんな話でいろいろ楽しく盛り上がっていたようである。
そしてお腹も満足したところで一行は次なる目的地「大笹牧場」へ。









牧場へは大体小一時間ほどのドライブであったが、道中程良いワインディングや樹木のトンネルやいい感じの田舎道の数々を走破し、霧に霞む大笹牧場へ到着した。
ここでも「やっぱりお約束‥」の法則通り、絞りたてでフレッシュフレッシュとの触れ込みのブラウンスイス牛乳をごくりと一杯。コクと甘みのある大変美味しい牛乳であった。それと一緒に頼んだ牛肉の串焼きがまた絶品で、併設されているレストランで焼肉食べたいな〜とちょっと考えてしまった。すぐ脇にある牧場に一杯いる牛さんには悪いけどね‥
ここではお土産を買ったり、牛乳を飲んだりで各自思い思いの一時を過ごした。到着と同時に雨が降り出し、数多くある牧場の施設を楽しめなかったのはちと残念、心残りではあるがそれは次回の楽しみに取っておくことにしよう。
到着した時には雨が降り出したりして散々であったがしばらくして雨も上がり、牧場の広い駐車場には割と遅い時間に入った我々の車の他は殆どいなくなっており、ここでいよいよ?オフ会っぽく各自の車を目の前にしてご歓談タイムとなった。
今回のオフでは福島にお住まいの方が1名、我々とのオフ会に念願の?初参加をして頂けたという事で滅多に会えないメンバーとの情報交換等で非常に有意義な時間を過ごして頂けたのではないかと思っている。ご自身の96年式9000CSEも仕事で家を空けていたら「いつの間にか」あちこち整備されて調子が良くなっていたと言うこともあり、この日も好調な走りを見せていたのが印象深かった。


速すぎです(1)
かーねる号



窓!窓!
TOKI号

ぶーぶーさあぶ
おーじ号



雨にもマケズカブリオレ
だんきち号



奇跡の復活
tomo_kent号



速すぎです(2)
maero号



いい飲みっぷり
ametora号



いつかは(また)SAAB
Miyaboo号



お土産〜

そして、今日はお泊りではないのでここで解散!
まだまだ走り足りない&食い足りない食いしん坊なメンバー達は先日行った手打ち蕎麦屋へ突撃し、私は子供連れということもあり一足お先に失礼させて頂いた。
こうして何度でも楽しく集まって遊べるという人達のお陰で良い休日を過ごすことが出来た。感謝感謝、おまけに多謝!ってなものである。
またいつか、どこかで遊べることを願いつつ。

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